「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展」(1/11-3/22) (パナソニック汐留美術館)

■□■ 「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展」の開催概要 ■□■

会期:2020年1月11日(土)~3月22日(日)
会場:パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1-5-1  パナソニック東京汐留ビル4F)
https://windam.smartseminar.jp/cc/0m4Y6u0w1kPve1R
主催:パナソニック汐留美術館
後援:アメリカ合衆国大使館、チェコ共和国大使館、ドイツ連邦共和国大使館、
   ゲーテ・インスティトゥート東京、一般社団法人日本建築学会、一般社団法人日本デザイン学会、
   公益社団法人日本インテリアデザイナー協会、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、
   公益社団法人日本建築家協会、 港区教育委員会
企画協力:株式会社キュレイターズ
会場構成:前田尚武 
一般問合せ:03-5777-8600(NTTハローダイヤル)

————— プレスリリースより一部抜粋 —————

1928年、輸出振興のため産業工芸の確立をめざして、政府は初の国立デザイン指導機関である
商工省工芸指導所を仙台に設立しました。1933年にはドイツの政治情勢を憂慮して来日していた
ドイツ人建築家ブルーノ・タウト(1880-1938)が、 東京で開催されていた工芸指導所試作品展を
観覧、批判したことをきっかけに、工芸指導所の顧問として招かれ、剣持勇(1921-1971)ら
所員の指導にあたります。

時を同じくして、フランク・ロイド・ライトの助手として1919年より日本に在住していた建築家
アントニン・レーモンド(1888-1976)とインテリアデザイナーのノエミ・レーモンド(1889-1980)
夫妻が、高崎の文化振興に尽力する実業家・井上房一郎(1898-1993)と、井上が手がける軽井沢の
家具工芸店「ミラテス」で出会いました。

翌1934年、井上はタウトを高崎に迎え、自身が主導する工芸の事業の指導を依頼し、銀座にも出店した
家具工芸店「ミラテス」でタウト・井上印を付した工芸品を販売します。1930年代には、世界そして
日本各地で、モダンデザインに託して新しい上質な暮らしを夢見た人々の交流がありました。 

近代産業と科学は大量生産を可能にし、それまでの装飾的な表現による美しさに代わって、合理的な
機能美を持つモダンデザインを生み出しました。そして日本の工芸関係者は、椅子や照明器具といった
新しい生活用品を、日本の生活様式になじませようとデザインを模索しました。それらの先駆者たちの
まなざしと、タウトやレーモンドら世界的な建築家やデザイナーが、日本建築と意匠に近代性を見出した
まなざしは、まさしく重なり合うものでした。

そのなかから、やがて機能主義におさまりきらない卓越した作品の数々が生まれていきます。

しかし1937年には日中戦争が勃発、建築用資材の統制も始まります。タウトはトルコで客死し、
夢は第二次世界大戦という暗雲に閉ざされます。やがて戦争を経て、彼らの交流と作品はどのように
育ち受け継がれたのか、また人々の暮らしと価値観にどのような影響を与えたのか、展示作品に
見ていきます。 

本展は、ブルーノ・タウト、井上房一郎、アントニン&ノエミ・レーモンド夫妻、インテリア・デザイナー
剣持勇、家具デザイナーのジョージ・ナカシマ(1905-1990)、彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)に
よる、戦前の1930年代から戦後の1960年代につくられた、工芸品、家具、建築の図面、模型、写真など
多彩な作品資料約160点を展示いたします。

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